楽しい子育て法

発達障害の子育てをもっと楽に!保護者のストレスを減らす子育て法

発達障害の子どもを育てる親にとって、日々のストレスは大きな課題です。

「子どものために我慢するのは当たり前」

「自分のことは置いといて、子どものことが最優先」

そんな気持ちで日々過ごしていると、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいがち。

もしかしたら、目の前のことでいっぱいいっぱいでストレスと思っていない状態になっているかもしれません。

この記事では、発達障害の子育てにおけるストレスの原因と、それを軽減するための具体的な対策を紹介します。

保護者であるあなたが自分自身のケアをしながら、子どもとの生活をよりスムーズに過ごせるようにするための方法をお伝えします。

なぜそんなにストレスになるのか

大人が予測しないまさかな行動

 

発達障害の子どもは、予測不可能な行動をすることが多く、親にとってはその対応がストレスの原因となります。例えば、突然の癇癪(かんしゃく)や不安定な情緒の変動に対処するのは非常に大変です。

2. 社会的な孤立感

発達障害の子どもを育てる親は、他の親との共感や理解を得られないことが多く、社会的な孤立感を感じることがあります。特に、子どもの行動が理解されない場面では、孤独感や無力感が強まります。

3. 日常生活の負担

発達障害の子どもは、特別なケアや支援が必要であり、日常生活の負担が増えます。親は、子どものスケジュール管理や医療・教育機関との連携など、多岐にわたるタスクをこなさなければなりません。

一番危険な状態

一番危険な状態なのは、そのストレスに気がついていなことです。
これまでお伝えしたとおり、生活しているだけでストレスフルな状態です。
自分は頑張っているんだと言うことをもっと誇って下さいね!

ストレスを軽減するための具体的な対策

それでは、実際にストレス軽減するための具体的な方法をお伝えします!

最初にお伝えしたいは、

これからお伝えしているよりもっといい方法がある!

こんなふうにすれば私はストレス発散できる!

っと言うものがあれば、ぜひそちらを実践してください^^

今回お伝えするのは、自分のストレス発散方法がよくわからない・・・っという方に見ていただければと思います。

1. 自己ケアを優先する

 

自己ケアは、ストレスを管理するために不可欠です。

保護者がノンストレスな状態であればあるほど、しっかりと目の前の子にも向き合うことができます。

例えば・・・

  • 定期的に休息を取る時間を作る
  • リラクゼーションや趣味の時間を確保する
  • 適度な運動を取り入れ、ストレスを発散する

などです。

2. サポートを求める

一人で全てを抱え込まず、周囲のサポートを積極的に求めることも重要です。
家族やお友達はもちろん、専門機関の助けを借りることで、負担を軽減することができます。

例えば

  • 家族や友人に子どものケアを頼む
  • 地域の支援グループやカウンセリングを利用する
  • 医療や教育の専門家に相談し、具体的なアドバイスを受ける

などです。

 

3. 子どもとのコミュニケーションを工夫する

発達障害の子どもとのコミュニケーションを円滑にするために、工夫を凝らすことが必要です。

子どもの特性を理解し、それに応じた対応をすることで、ストレスを軽減することができます。

例えば

  • 子どもの興味や関心を引く方法を見つける
  • 視覚支援や絵カードを使ってコミュニケーションを取る
  • ポジティブなフィードバックを積極的に行う

 

などです。

4. 日常生活のルーティンを整える

日常生活のルーティンを整えることで、子どもが安心感を持ちやすくなり、予測不可能な行動が減る可能性があります。規則正しい生活を送ることで、親自身もリズムをつかみやすくなります。

例えば

  • 毎日のスケジュールを視覚的に示す
  • 食事や睡眠の時間を一定に保つ
  • ルーティンに変化がある場合は、事前に子どもに伝える

などです。

5. 専門的な知識を学ぶ

発達障害に関する専門的な知識を学ぶことで、子どもの行動を理解しやすくなります。知識を持つことで、適切な対応策を見つけやすくなり、ストレスを軽減できます。

具体例:

  • 発達障害に関する書籍やオンラインコースを活用する
  • 専門家が開催するセミナーやワークショップに参加する
  • 地域の支援団体やコミュニティに参加し、情報交換を行う

事例紹介

ここでは、発達障害&グレーゾーンの子も含む6人の子育てをしているKANAのストレス発散法をご紹介します。

学習障害の子がいるKANAの家庭では、宿題や勉強を教えるのがものすごくストレスでした。

文字を文字と認識できず、数字の概念も難しい。

そんな子に私の常識は全く通じ、イライラがどんどん募っていきました。

このままではまずい!と思った私はまずは障害の知識をしっかりと学ぶことにしました。

知識を得ることで娘の特性がわかり、どういうふうにサポートをしていけばいいのか道筋が見えてきました。

発達障害の子にあっている教材を使いったり療育プログラムを受けて施設の人のアドバイスを受けることで、私のストレスもすごく減っていきました。

さらに、娘のことが第一優先と思い込んでいた考え方を一旦横に置き、大好きな推し活も復活させたことで、自分の生活にも心にもメリハリがついたように感じます^^

まとめ

発達障害の子育てにおけるストレスは避けられないものですが、適切な対策を講じることで、その影響を軽減することが可能です。

自己ケアを優先し、周囲のサポートを活用し、子どもとのコミュニケーションを工夫することで、あなた自身の健康を守りながら、子どもとの良好な関係を維持することができます。

具体的な事例を参考にしながら、自分に合った方法を見つけ、日常生活をよりスムーズに過ごせるようにしましょう!

 

ABOUT ME
発達支援保育士:kana
発達障害専門保育士です。自身も6児の母であり、その中には不登校を経験したり、診断のつかないグレーゾーンの子や学習障害の子もいます。現役の保育士でありながら発達障害の専門の発達支援士の視点と、発達障害の子を持つ母としての視点から、子育てが楽になる情報をお届けします♪