育てにくさを感じるお子さんの学校生活をサポートするためには、先生との良好なコミュニケーションが欠かせません。
特に発達に困り感があるグレーゾーンの子が普通急に在籍している時は先生とのコミュニケーションがとっても大事です!
私の娘は普通級から特別支援級に2年生の2学期から転籍しました。
普通級の時は先生とのコミュニケーションといえば、連絡帳くらいでした^^;
正直、めちゃくちゃ後悔しています!!!
この記事では、効果的なコミュニケーションの取り方と具体的なステップを紹介します。
今思えばあの時、あぁしていればよかった!と思ったことも記事にしていますので、ぜひ参考にしてください!
目次
うちの子、学校で困っている?と感じたら
保育園や幼稚園から、小学校に進級してから、なんだかうちの子、学校で大丈夫?と思うご家庭も多いです。
特に1学期が終わり、先生との二者面談の機会に、先生から直接お話を聞き不安が募る・・・というケースが少なくありません。
それは、今まで保育園や幼稚園といった小集団では、たくさんの大人たちが手厚く上手にサポートをしてくれていました。
しかし進級し保育園上がりの子、幼稚園上がりの子といったさまざまな環境の中で育ってきた子供たちが、本格的な学習が始まることで困り感が顕在化されることが多いからです。
最初に1つ間違えがないようにお伝えしておきますが、小学校でもサポートをしてくれています!
ですが、遊びの中で子どもの育ちを促す幼児期と、学習の中での成長を見ていく小学校では、やはり子供感じる困り感は大きく異なります。
- 先生から学校での困りごとの電話が鳴る
- 子ども自身が学校に行くのを嫌がる
- 学校で起きたことを喋りたがらない
- 学習についていけなくて悩んでいる姿が見られる
こんな時はお子さん自身が困っていることが多いので、積極的に学校とのコミュニケーションを取るようにしましょう。
学校の先生とのコミュニケーションの取り方
では、早速学校の先生とのコミュニケーションの取り方をお伝えしますね!
1. 定期的な連絡を取る
先生との定期的な連絡を通じて、子どもの状態や進捗を把握し、必要なサポートを提供することが大切です。
連絡帳、面談を活用して、情報を共有しましょう。
連絡帳の活用
連絡帳って何かないと、保護者から書いたらいけないと思っていませんか?
実は私は思っていました^^;
でもそんな決まりは全くありません!
毎日または週に一度、先生との連絡帳を通じて子どもの様子や気になる点を報告し会ってみましょう!
また、電話で相談したいな・・・と思った時も、事前に連絡帳で
「〇〇の件で電話相談したことがあるため、15分程度お時間いただける日にちはありますか?」
等連絡をしておくと、いきなりの電話よりも予定を合わせやすくなります。
定期面談の設定
月に一度または学期ごとに、先生との面談を設定し、子どもの学習状況や様子について話し合うこともいいですね!
学校によっては担任の先生以外にも学年主任の先生や、保健室の先生、校長先生など、お話を聞いてほしい先生を選ぶこともできます。
私の娘ちゃんの支援学級転籍を考えたのも、この面談で特別支援学級コーディネーターの先生と面談をしたのがきっかけでした!
2. 具体的な情報を提供する
子どもの特性について、具体的な情報を先生に提供することが重要です。これにより、先生が子どもに最適なサポートを提供しやすくなります。
1番の面談の際にお話ができると連携がとりやすくなります。
子供の特性といういいかがた少し硬い表現なのですが、具体的には
子どものこだわり、コミュニケーションの難しさなど、こんな時に癇癪を起こしやすいなど、具体的な特性を伝えてみましょう、
また、家庭で成功しているサポート方法や工夫を先生に伝え、学校での対応にも活用してもらうのもおすすめです。
3. 積極的に協力する姿勢を示す
親が積極的に協力する姿勢を示すことで、先生との信頼関係が築けます。
共同で子どもの成長をサポートする意識を持ちましょう。
例えば、
ボランティア活動
PTA活動や学校行事やクラス活動に参加し、先生や他の親との交流を深めてみましょう。
PTA活動は近年活動自体が縮小傾向にあるようですが、それでも参加することで子どもたちの学校の姿を目にする機会が増えたり、先生方とのコミュニケーションも増えます
また、PTA活動は仕事の都合上難しくても、単発でボランティア活動に協力してほしいという内容の連絡が年に何回か入る学校もあります。
仕事の都合がつく限り、参加できると先生や他の保護者とのコミュニケーションが取れますよ!
情報交換を積極的に行う
先生によっては発達障害についての知識が乏しいことで、トライアンドエラーをしながら子どもと関わっている先生もいらっしゃいます。
正直にいえば、先生もスーパーマンではありません。
毎日の業務の中で、たくさんの子どもと関わり接してくれています。
もしかしたら保護者であるあなたの方が詳しい情報を持っていることもありますよね。
先生を責めるのではなく、自分が得た知識等の情報を交換し、双方で子どもの困り感をなくしていくという認識をしましょう。
4. 問題が起きた時の対応策を事前に話し合う
問題が起きた時に迅速に対応できるよう、事前に対応策を話し合っておくことが重要です。予測できる問題について、対策を練りましょう。
行動計画の作成
癇癪やパニックなどの問題行動が起きた時の対応策を、先生と一緒に考え、具体的な行動計画を作成しておきましょう。
これも事前に情報交換を行なっておくことで、お子さんにとってベストな対応策を取ることができます。
連絡体制の確認
お子さんの特性によっては、意図してなくても怪我をしたり怪我をさせてしまったりすることも考えられます。
そんな時は緊急時の連絡方法や対応について、事前に先生と確認し合いましょう。
5. 子どもの意見を尊重する
子どもの意見を尊重し、子ども自身が学校でどう感じているかを聞くことも大切です。
子どもが自分の気持ちや考えを表現できるようにサポートしましょう。
夕食時の会話でさりげなくでもOKですし、月に1回に子どもと話し合いの機会を作るのでもOKです。
学校での経験や気持ちについて聞く時間を意識してとってみましょう。
そして子どもの意見を先生に伝え、どう反映できるのか学校での対応を先生と相談するようにしましょう。
まとめ
発達障害を持つ子どもの学校生活をサポートするためには、先生との良好なコミュニケーションが不可欠です。
定期的な連絡を取り、具体的な情報を提供し、積極的に協力する姿勢を示すことで、子どもに最適なサポートを提供することができます。
問題が起きた時の対応策を事前に話し合い、子どもの意見を尊重することで、子どもが安心して学べる環境を整えることができます。
保護者と学校が協力し合うことで、子どもがより良い環境で成長できるようにしていきたいですね!